中欧という場所
増田英樹、古田善文『図説 オーストリアの歴史』河出書房新社2011、加藤雅彦『図説 ハプスブルク帝国』河出書房新社2015、菊池良生『図説 神聖ローマ帝国』河出書房新社2009、という3つの歴史参考書を読んでやっとこの辺りのヨーロッパの歴史が飲み込めてきた。一番腑に落ちたのは一体なぜヨーロッパは一つにまとまろうとしたのだろうか?そしてそれが可能だったのだろうかということに対する回答としてそれはもとももと中欧(ミッテル・オイローパ)というまとまりがあったからであり、それはもとを多々出せば神聖ローマ帝国であり、それを形成したハプスブルクというファミリーだったという説明である。それにしてもローマという概念の継続性には恐れ入るが日本という概念の継続性は負けず劣らずシブトイ。やはり島国だからなのだろうか?
You must be logged in to post a comment.