教師の資質
アクティブラーニングと反転授業が進んでいる山梨大学から二人の教授をお招きして講演会をしていただいた。きっかけは文科省の助成金でそれに応募するために2012年からまったく0の状態から反転授業(授業内容は15分程度のビデオ化して事前に見ておくことを強制し授業時間はディスカッションなどに割り当てる授業方式)を開始したそうである。その成果は目に見える物が有り効果がないということはあっても前より悪い結果を生んだ事例はないとのことであった。
素晴らしい。できることなら自分もやってみたい。得に昼間部の3年生の座学では効果的な気もする。
こんなことを言うとアナログでアホとなじられそうだが、授業は本来エンターテイメントであり、学生が寝ているような授業をしている教師はそもそも教師の資格が欠如しているのである(だから私もないかもしれないが)。だから本来ならその欠如した資質を改善するべきなのである。しかるに文科省がすすめる施策は資質の欠如を前提にそれをウェッブの力で補おうというものである。これは本末転倒なのである。
なんて偉そうなことをいったものの、やれやれ、こんな先生の授業がおもろいはずないよなという教師の顔はゴロゴロ浮かぶ(自戒の念をこめて)。
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