マインドフルネス
スティーブン・マーフィー重松『スタンフォード大学マインドフルネス教室』講談社2016は昨今のストレス排除法として注目を集めている自己への集中法が記されている。スタンフォードでは実際講義前瞑想で授業理解向上へ効果があることが実証されているそうだ。
そうした自己集中の一つにAuthenticityとう項目がある。これは自分は何かを見極める瞑想である。本当の自分、そして自らが望むものをじっと考えることである。そういう集中を自らちょっと試してみると、今科研の申請書に書いていることが果たして「自分」なのかとやや疑問に思ったりする。自分はやりたくないけれど助成金が降りそうな方向へ考えを曲げているのではないかと疑念を抱く。もちろん自分のやりたいことだけでお金がもらえたらこんな幸せなことはないわけでそれは無理なことだが、ギリギリの線を狙うのがAuthenticityなのだろう。 もう少し考えてみないと。
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