何が貧困を?
この手の本(飯島優子『ルポ貧困女子』岩波新書2016)を読むと毎度いくつかのことが頭をよぎる国の支援の甘さと新自由主義に舵を切った中曽根、それを加速させた小泉の結果的な読みの甘さ。しかし、ここで正確に当時を振り返れば、自分は今を予見できていたか?自民党を否定はしても(観念的に),仕事の中で競争原理を否定できただろうか?甚だ疑問である。むしろ率先して年功序列を否定してまるで会社側が言うようなことを組合の立場から言っていた。
まずはそんな自分を少し反省した上でしかし今は今である。厳しい時代である。不必要なまでの手助けは不要だが常に個別にそれぞれの状況を聞く耳を持つことが大事だと思う。
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