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カトリカ大は大学ランキングではペルーで一桁だがラテンアメリカで二桁、世界では三桁である。それは理科大も同じである。留学していたUCLAは世界ランキングでは一桁、東工大は二桁。その差はその数字が示すほどはないが僕らがやっているようなWS活動もこうしたランキングに差を生み出す要素である。だから国はそれを奨励し、国に奨励された大学もこういう活動を評価する。でも僕らはランキングをあげるためにこうした活動をしているわけではない。必要だと思っているからやっているにすぎない。
学生や教員の研究・教育にとって大切なことはこうした活動を行う信念と行動力である。そしてそれを可能にするのは人格である。本当は教員を評価するものは人格である。しかるに大学が定める評価基準は数字である。客観的だからである。仕方ないと思いつつも煮え切らない。
というようなことを常々思っている時にルイスが最後に学生にこう言った。It is very happy to have Taku here in Lima who is good architect, good teacher and good person と言ってくれた。建築家として、教師として、そして人間として受け取られることは尊く嬉しいことである。
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