ビューロクラシー
外国人教員を招聘するのに書類を書いて、書いて、書いて、出すとそもそも書き方がよくわからないフォームなので再三チェックが入る。我慢してそれをなんとか修正して出して、かろうじて採択されるとまた書類を出さねばならない。どういう書類かというと内容はすでに出しているものと何ら変わらない。ただ提出先が違い、書式が違うだけである。本当に無意味である。大学の事務の縦割り社会はもはや役所以上である。
ビューロクラシーといえば何も日本だけではない。学外での国際活動のためにEUNIC(EU諸国の文化組織)と組んでEUの建築家と日本の学生とのワークショップを企画しているが、彼らは我々に完全依存。君たちが主体なのだよと喝を入れたいが自主的に動いて汗をかこうという人間は少ない。外交官のビューロクラティックは本当に参る。
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