選挙とは
選挙はその人の職業的立ち位置の現れになる傾向がある。つまりその人の明日の仕事を保証してくれる人を応援するという傾向がある。でもそれは正しいことだとは思わない。その人の思想的な正義を見据えるべきだと思う。
建築界で言えば大きな事務所は体制側を応援するし(せざるを得ないし)アトリエはその逆になる傾向がある。大学教員などは体制につけなかったか、つきたくなかったかという人の集まりだからまあ体制側にはつかない傾向がある。昨今そういう傾向を破壊するために国介入が著しいが。
しかし、、就職なんていうものはかなり偶然に左右されているのだからどこで働いているかということはそもそも偶然。であればその偶然によって政治的立場は本来決定されるべきではないのである。しかし多くそういう暗黙の意思によって洗脳されてしまうわけである。
これはおかしなことである。政治に参加するということはそうした利害関係の調停を期待するだけではなく、国内外の社会の全体的な向上を目指すものであるはずでそうした高邁な思想をを評価する軸がないといけないはずである。一旦目先の利害は横に置き未来を見据える洞察力が求められているのである。
小池が勝っても自民党が勝っても結局思想的には変わらない。こんな茶番に騙されてはいけないと私は思う。
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