浜野安宏
若い人は浜野安宏と言っても知っている人は少ないかもしれないが、その昔浜野商品研究所と言えば雑貨から建築までその時代の最先端商品をプロデュースするとんでもない会社だった。その会社に勤めていた親友は浜野に「修羅場を3回くぐったら独立しろ」と言われてその通りした。僕もそれを聞いてその通りして間違いないなと思った。
その浜野氏の近著『一流の磨き方』ダイヤモンド社2017は若い人は読んでみるといい。3つ重要なことが書いてあり自分でも学んだ。
- 働くこと、住むこと、遊ことに境がないような生き方をしろ
つまり、働くことが遊びになるような働き方をせよということである。ここまでが労働時間で、ここからが遊びなのではない。もちろんこれができるのは人の下で働いている間は無理である。
- 自由はただではない
FREEDOM IS NOT FREEとはつまり、自由を獲得するにはそのための犠牲を多く払わねばならないということである。資本主義の歯車となってとんでもない金を稼ぐのは結局会社の至上命令に従い、歯車となって働いた代償にすぎないということである。
- 孤独だけが自由を生む
友人、家族さえも自由を破壊する束縛になる。例えば年に1ヶ月くらいは一人で居られる時間を持つのも大事である。繋がりすぎてはいけないし、動きすぎてはいけないということでもある。
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