正しい本の書き方 本の読み方は本の書き方も教える。(橋爪大三郎『正しい本の読み方』講談社現代新書2017)本には思想があり、思想のない本は読む必要がないと著者は言う。そして思想ある本はいくつかの例外を除き、対抗する思想と、下敷きとしている思想がある。そこまで読まないと本を読んだことにならない。資本論にとっては対抗する思想はリカードであり、下敷きになっているのはヘーゲルだと。であれは、自ら書く時もこのことはきちんと留意するべきだろう。
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