存在論・メディア論・自然主義
来年のEU会議の方針を年内に決めないといけない。つらつらと何をしようか考えている。備忘録的に今日のアイデアを書き留めておこう。大きくはサスティナビリティを定点としてそこからどう離れるか、どう近づくか、多くの建築家が来るので共通理解の定点としてまだサスティナビリティを残しておきたい。さてそれをどう切るか?今年はサスティナビリティを越えるためにサスティナビリティを生み出す構成要素としての「社会」「経済」「環境」を3軸としてそこからどのようにサスティナビリティを「幸福」に引き上げるかという議論をした。そこで今年は「幸福」を目標に据え置き、ベースの三つを「物=ontology」「mediology=メディア」「naturalism=自然主義」の三つにおいてみたらどうかというのがアイデア。ほとんど佐河くんのアドバイスであるが。この3つは先日輪読本で研究室で使った『いま世界の哲学者が考えること』で語られる3つなのである。つまりほっとな哲学敵話題なのでそれでサスティナビリティを切ってみるのはどうかというわけである。なんか使えそうな気もするがどうだろうか?例えばリノベだあ、コンヴァージョンだあという話は物志向。解体建築の部品販売などは建築のメディア化である。コンピューターによる最適解の発見は自然主義でる。などなど、建築で起こっている最前線は哲学と同調しているはずなのでこの切り口はそれほど無謀ではない。うまくEUの文化参事官たちに説明可能だろうか?
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