日展
本日から日展が始まった。配偶者と午前中見に行った。書の展示室で市澤先生にお会いする。入選作にも暗黙の序列があり、最高峰の人たちは余裕のある展示で入選一回めくらいの方たちは上下左右きつきつに展示されている。書もいいなあと思うものが幾つかある中でこの朱のかすれた紙に書かれた不揃いの字が素敵だった。作者は井茂圭洞さん芸術院会員の作である。洋画はどうもこの伝統的な保守的な書き方はちょっとつらい。彫刻しかり。工芸は展示が窮屈すぎて作品が喧嘩していて評価不能。日本画はその点好きなものが沢山ある。これは平面構成だからだろうか。ロスコみたいな日本が発見。
You must be logged in to post a comment.