分離派建築会誕生100年を考える
分離派建築会誕生100年を考えるという研究会は発足5年。東京、京都で交互に研究会が開かれてきた。数年前から連続シンポジウムになり今日は3回め。テーマはメディアと建築家。大正に入り多くの建築雑誌が発刊されそれにより二つのことが起こる。
1)国家の建築を作る主流を構造派に奪われた分離派は国家的なものではなくメディアで流布される、商業的なものへ傾倒する。
2)分離派が生まれたころ博覧会に作られた14のモデル住宅が文化村と言われメディアを通して一般の中流層に浸透する。
メディアは何に対しても常にギブアンドテイク。よくも悪しくも。
今回の企画は坂牛研でPDしていた天内君。彼自身も東京博覧会の建築群を紹介。堀口はこんなこともやっていたわけだ。面白い。
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