戦わない方法
永井孝尚『「あなた」という商品を高く売る方法』NHK出版2017は学生の就職用にと思って買ったのだが、これは卒計でも卒論でも使える。著者曰く、競争するな戦わずして勝てという。これを、論文や設計で言うなら、ひとの手を付けてないこと探してこいと言うことである。これを僕の過去で言うなら、卒論はコルビジュエ。これは多くの人が手を付ける分野。だから大変だった。卒計は国会議事堂リフォーム。これは稀有なテーマ。修論は摩天楼。これもちょっとない。というわけで卒論以外は作戦成功。卒論も指導教官が、アメリカ人で英語で書いたからなんとかうるさ方の教師を煙にまけた。今年の4年生もテーマを決める時に勝負あり。卒計では是非戦わずして勝つ作戦を立てて欲しい。どうして皆誰もがやりそうなテーマしか思いつかないの?
You must be logged in to post a comment.