建築の新しい見方
朝ブランチしに行こうと思ったら最後の鳥海の卒論が送られてきた。彼女は農大で生物学を学んできた学生なので生物学を建築に応用する論文を書いている。機械論的な合理主義の生物学が、動的平行論でその機械論が一部変化している。これを建築に応用することで建築の合理主義を部分的に見直すことが可能ではないかという仮説のもとに近代美術館でやっていた住宅展の出品作全60作品を分析対象とした。床壁天井を生物でいう皮膜と捉えその容積を満たす時間、空にする時間をそれぞれその建築の内部流動性と内包対流性と名付けその建築の特性を表す数値とした。こうした数値及び部屋のつながりを表す系統図を生物学的に分類すると、この分類から出来る対ポロジーが近代美術館で分類されたタイポロジーと整合するというから不思議である。まだよく読んでいないが概略はこうである。うーん面白い。
建
You must be logged in to post a comment.