馬鹿正直
山口真由『リベラルという病』新潮新書2007を読む。白人、黒人の平等にはじまり、男女の平等、性の平等にリベラル派の主張は拡張し、口には出さないが多くのコンサバ派はそれに反対している。その口に出せないことを口に出すかけにでたのがトランプでありもはやそのかけに勝ったトランプを止めることができる人間はいない。くわえて終身職である連邦最高裁判事はこれからますますコンサバ派になる勢いだそうだ。この本を読むと実にアメリカという国の二重性がわかるし、その意味では馬鹿と思われると思われるトランプは馬鹿なのではなく、馬鹿正直なのだということがよく分かった。
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