二冊
鹿島の伊藤公文さんから『百書百冊』をお送りいただいた。鹿島出版会から世に送り出された3000点を越える書籍の中から百書を選びその書評を掲載。また後半は鹿島出版会の雑誌、加えて雑誌SDから生まれたSDレビューについての寄稿が掲載されている。書評が百というのはユニークである。書評に取り上げられているのだから、それだけで良書である確率は高い。加えて評者が素晴らしいのでこれを建築定本を探すガイドブックにしても良いと思う。
さて同じ日に香山壽夫先生からも非売品のドローイング集をいただいた。香山先生の達者なドローイングは有名だが昨今これだけの量のパステルの絵を描かれていたのには驚いた。カーンのスピリットが継承されている。加えて拙著『建築の条件』への感想もいただいた。毎回丁寧に読み込んでいただき頭が下がる。ありがとうございます。
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