メディアの公共性
光テレビやIPhoneでBBCを見る(聴く)ようになってから日本のテレビ(ニュース)を見る気がなくなった。不必要な説明や偏向を感じる報道に嫌気がさした。くわえて新聞も朝日のデジタル新聞を取っていたが別にBBCでもCNNでもヤフーでもなんでもいいかと思うようになってしまった。林香里『眼ディア不信ー何が問われているの』岩波新書2017を読みながらそういう風に感じているのは僕だけではないのだなということが分かった。さてしかしメディアがこれからなくなるわけでもなく、そしてある有効性を獲得するならそこに必要なのはメディアの公共性だろうと著者は言う。しかも押し付けがましくない適度な公共性である。これは昨今でも建築でも重要な考えであり、つまり我々をとりまくものが、社会の中の多様性と秩序のバランスを保つことが望まれているということなのだと思う。
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