再度ノレルこと
今日は京都で卒制を見るので理科大の卒制を振り返っつみる。最近の卒制の多くは、社会問題に端を発して考えていくものが多い。拙著『建築の条件』に記された問題系はそれらに該当する。こうした常套手段は千葉雅也的に言えば空気を読んだノリのいいもので第一段階の「バカ」なのである。そこから自ら深く勉強し距離をとって「キモく」なるのが第二段階。この手の身勝手にも見えるやつはこれも毎年数名いるし、修士になると結構いる。しかしそこにとどまらず、キモい自分を相対化し再度「ノレル」ことが重要だと千葉雅也は言うし、僕もそう思う。ここまで来れている人はいない。いても1人。今日はこの1人に会えたら嬉しい。
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