ウィリアム・クライン
ウィリアム・クラインの展覧会は去年Akio Nagashima ギャラリーで行われていたが、今日は天気もよく2121に散歩がてら見に行った。クラインは1961年に来日し東京という写真集を出す。表紙のロゴが有名である。2121の大きな壁に巨大に映し出される写真は迫力である。
ちなみにクラインは56年にnew yorkという写真集をだす。ロラン・バルトは1980年に『明るい部屋』を著しクラインの写真集の中の一枚に写るイタリアン人の貧しくも明るい様子という一般的な関心(ステディウム)よりもこどもの出っ歯という写真家の意図しない面白さ(プンクトゥム)に興味を示した。僕はクラインをバルトを通して知った。
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