PREVIの記録
1965年にピーターランドがペルー政府に呼ばれ意見を聞かれたところからペルーリマの有名なソーシャルハウジングプロジェクトPREVIは1969年に招待建築家と国内のコンペを発表。招待建築家はアトリエ5、コルホネン、スベンソン、スターリング、槇、菊竹、アレクザンダー、コレアなどである。このプロエジェクトのユニークだったところは1〜2階建ての建物を設計し将来的に増築して3階建てくらいになっても使えるように考えかつその時にも耐震性能を担保できるようにすることだった。1978年に完成し現在で40年経つが行ってみるとほとんど原型が分からないくらい増殖しているのに驚く。
さてそんな増殖過程を丹念に追いかけた本が2Gから出版されており先日リマを訪れた時にピッチー二から頂いた。例えば槇文彦のユニットの変化を追っかけたのがこのページで増殖過程をアクソメで6期に分けて表ん原子その時の家族構成も記されている。こうした調査がほぼ14のプロジェクトに対して行われている。この調査はカトリカ大出身の建築家によって行われその記録はスペイン語英語の完全バイリンガルで記されている。最近読んだ建築本の中では日本語も合わせてベスト3にはいる面白さである。
You must be logged in to post a comment.