IA
日曜日の夜の連続テレビドラマブラックペアンではマシンを駆使した新型の手術に対して人間の職人芸的な手術が勝利をおさめる(今のところ)ということでAIに仕事を奪われると戦々恐々とする人間をほっとさせる。最近そのことが興味深くいろいろと人工知能の本を読んでいるが西垣通『ビッグデータと人工知能ー可能性と罠を見極める』中公新書2016はAI(人工知能)が人間並みの価値を保持することはほぼ不可能だからAIならぬIA(知能増幅器)という認識でコンピューターの発達を受けとめるべきだという。なるほど賛成である。さらに言えばその増幅器をデザインの中にうまく取り入れられ無いかと真面目に考えている。ディープラーニングさせたコンピューターにありそうで無かった立面図を描かせることなどはぜひやってみたい。
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