東工大附属図書館
安田幸一さんは日建時代イェール大学に行かれ修了後ニューヨークのチュミの事務所でしばらく働いていた。チュミのオーラを背負って一段とラディカルになって帰られた安田さんの建築は一見オブジェクティブに見えるものの実は様々なコンテクストによって決定されておりラディカルに見えても説明可能なのである。この東京工業大学附属図書館(2011、安田幸一+佐藤総合計画)のチーズケーキと呼ばれるオブジェも本館から伸びる軸線の残余として地下図書館のエントランスを作る大きな庇として機能していると聞くとすんなりと納得できてしてしまう。
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