老兵よ身を質せ
先日学会の委員会のミーティングをしながら若い人のインテリジェンスの瑞々しさにしみじみと感動した。年功序列というのは誰が作った言葉か知らぬがこの言葉はもはや役を終えている。唯一年功に意味があるのは経験知を含めた知識量である。かろうじてこの部分で老兵は瑞々しい知性と互角の様相を呈している。年をとるほど知性が充実し社会的地位が上昇すると決めつける社会通年は旧態依然としていて、老若とは、男女あるいは洋の東西と同様に均等なモノに過ぎない。だから老兵は卑屈になる必要もないが優越を感じる権利もない。常に謙虚に身を質さなければならない。
You must be logged in to post a comment.