バウハウスとラバノーテーション
一昨日のバウハウスシンポジウムのパネラーの一人、バウハウスデッソウ協会会長のクラウディア・ペレンがくれた雑誌『Bauhausu』vol8をペラペラめくっていたら目に付く図版があった。それは振付家ルドルフ・ヴォン・ラバンのつくったダンス分析図ラバノーテーションである。この記譜法を建築の設計図に転用することでダンスの雰囲気を建築化しようと考えている院生が昨日のゼミで発表していたのでこの図が目についた。なんとこの記譜法はバウハウスでもオスカーシュレンマーが実験的に使用していたようである。その時に重要な概念はモデュールである。バウハウスではモデュールを基礎とした空間、運動、服飾などを考えており、そこにこのラバノーテーションは整合したようである。
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