MOMA そんなにしょっちゅう行くわけではないけれどやっぱりニューヨークは好きだし、行けばMOMAに行くし、行けば月並みだけどピカソのアヴィニョンの女とワイエスのクリスティーナの世界は見る。アヴィニョンの女は卒論でキュビズムの説明に使ってからずっと好きである。クリスティーナの世界はとあるプロジェクトのランドスケープの提案でこんな何にもない庭を作りたいと言ってから取り憑かれている。その二つの絵画が偶然登場するMOMAを舞台にする原田マハの短編集は都会の空気が心地よく流れている。
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