ルイス・バラガン
メキシコシティに午後2時半ころ到着。急いでいる時に限って入国審査の列が長い。やっと通過して予約してあった大型のタクシーに乗り込みギラルディ邸を目指す、、のだが、、、渋滞。
メキシコに来るのは1985年にUCLAのスタジオでチャールズ・ムーア、リカルド・リゴレッタ、エリアス・トレスとスタジオの仲間総勢15人くらいでオアハカ、シティを1週間くらい旅行して以来である。
予約していた時間ぎりぎりついて世界遺産になったバラガン邸(1948)そしてAQUOSの宣伝で吉永小百合が登場したヒラルディ邸(1977)を見た。建築の規則の授業で色の話をする時は「見たことはないけれど光がいい」なんて言っていたが両方とも見ていた。十字の大きなサッシュ、藤色の屋上の庭が記憶を蘇らせた。2度見る価値はある。やはり光がいいと思った。場所によって空間色になっているという認識は変わらない。昔来た時バラガンの色はヴァナキュラー色だと聞いたが今日のガイドはヴァナキュラーな色をさらに強く(彩度、明度を上げた)したものだと言っていた。
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