ウィグリー
今日は台風が接近するということで翻訳会(マーク・ウィグリーの『ホワイト・ウォール、デザイナー・ドレス』)はスカイプで行った。その中でゼムパーの「被覆の原理」とロースの「被覆の法則」をどう訳すか調べていたら東大の加藤耕一さんが10+1のウェッブサイト「素材と構築が紡ぐ建築史」http://10plus1.jp/monthly/2018/04/kato-01-2.phpという文章の中でウィグリーを引用し「被覆の原則」と訳されているのを見つけた。思わず加藤さんの文章を通読しながら近代が質料性を置き去りにしたことへの反省の論調が私の博論『建築の規則』のそれに近く親近感を得た。加えてウィグリーの本を高く評価しているのも嬉しい。https://www.amazon.co.jp/建築の規則―現代建築を創り・読み解く可能性-坂牛-卓/dp/4779502349
You must be logged in to post a comment.