危機の時代におけるアートの自律性
ゲーテインスティチュートで「危機の時代におけるアートの自律性」シンポジウムを聞く。夏にここでバウハウスシンポジウムのモデレータをしたのでお知らせがきた。テーマが面白いのとパネラーが興味深いのできてみた。日本人だけみても、一部は篠田太郎、高山明、第二部は北田暁大、津田大介、林卓行などなど。
世界100ヶ国以上にあるわゲーテインスティチュートの長のスピーチはなかなかだった。ゲーテ(ドイツの文化機関)は外務省からは一貫して独立して文化を政治の道具にはしてこなかったとを誇りにしていることである。果たして日本はどうか?
さて第二の内容はウルリッヒ教授の基調講演で始まる。曰くアートはセレブのためのものと、ソサエティのあるいはポリティクスのためのものとに二分している。これに対して津田大介はその溝は埋められるかと問う?答えは微妙。この現状と問いはそのまま建築界にも当てはまる。答えはない。
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