篠原論
博士の大村と一年間考えた篠原一男に関する黄表紙論文の採用のメールが来た。まだ再査読者のコメントに応えなければならないがハードルは一つ越えた。篠原一男の4つの
様式を貫く創作のメカニズムとして日常の非日常化に着目し言説分析と図面の相関を調べている。今回採用された第一稿は言説と構成の相関を明らかにした。次の二稿は言説と形、三稿は言説と空間量の関係を分析する。データはとれているのであとは料理するだけである。言説をKJ法でメタ分類し、図面はある定量化きらクラスタ分類し、それぞれをつき合わせる手法はまだまだ改良すべき点はあるものの、作家論の方法論の一つの可能性がありそうに思う。
You must be logged in to post a comment.