JIAマガジン3月号
JIAマガジン3月号昨日校了。今月号の表紙は比嘉武彦さんの建築が生まれる時である。比嘉さんは開館6年間で1000万人の来場者を記録した学会賞受賞作武蔵野プレースの設計者である。そんな比嘉さんが茨城県の筑波山を臨む地に作る学園で考えたことが形になる瞬間である。廊下が生徒と自然をつなぐ場所と考えその空間を考えていた時にバッハの音に誘われたという。音楽好きの比嘉さんだからこその天啓だったのだろう。
今月号は話題が豊富で昨年のアルカジア大会での基調講演を行ったBIG事務所のカイ‐ウェ・ベルグマンさんのユニークな公演の要約とアルカジア建築賞2018最優秀賞受賞者ジュン・セキノ氏へのインタビューを掲載した。ベルグマンさんはBIGのプロジェクトを15㎡から1億㎡まで16個のプロジェクトを説明し最後は宇宙建築の可能性を示唆する内容でその建築の幅の広さに聴衆は魅了された。
年か前にブエノスアイレスでレクチャーをご一緒したのがBIGのベルグマンさんだったと思う。僕は自分の準備であまり聞けなかったが聞いた学生によるとめちゃ面白かったそうだ。この事務所はプレゼンの天才である。
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