黄色い部屋
理科大理工の吉澤先生は附属の同窓で照明の世界では既に第一人者である。そんな彼に昨年ウィグリーの『白い壁』を翻訳しているのですかと聞かれた。意匠系の人だって滅多に知っている人がいないのに環境の先生が知っているのはなぜかと聞くと彼は今「白」の研究をしているという。なるほど、、そんな訳で学会の光環境の委員会のシンポジウムの協力を依頼された。しかし彼と話していると「白」だけを話すのは如何なものか?白は色と合わせて語りたいところ。それで僕の色へのこだわりの一つ黄色い部屋(茶室)を見せた。この黄色い部屋では実は数種類の黄色を使っている。光が強く当たるところは薄い黄色当たらないところは濃い黄色。つまり光の効果を先に色で先どりしている。すると今度実測しに行きたいと言われた。では測ってみましょうという話になった。
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