原風景
最近JIAマガジンのインタビューで建築家と話しているとその人の建築観が子供時代の現風景にあることを知り驚く。ヨコミゾさんの場合、絵本作家の父親と街を歩きその場所を具に観察することが今の地域遺伝子に繋がっている。末光さんの場合、父親と毎日のように瀬戸内海にボートで出ては釣りをしたり泳いだりした経験が開放的エコロジー建築に繋がっている。そして豊田さんは千葉の新しい街の国道の向こう側に広がるカオティックなでも情緒ある漁村風景に親しみを感じデザインを何かに委ねなければこのアンコントローラブルな空間は作れないと思い安藤事務所から一念発起してコロンビアのペーパーレススタジオに飛び込んだ。僕は?と我が身を振り返るといろいろ感ずるところはある。そしてその因子は明らかだし大きなものである。
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