距離感
石川初『思考としてのランドスケープ地上学への誘い』Lixil 出版2018を読む。ランドスケープアーキテクトは風景を作るというより見つけるあるいは見立てる人のだなと思った。僕も最近風景に興味があるのだがそれは建物の中におけるそれである。風景と言う言葉は普通屋外の距離感を含意している。だから屋内にこの言葉を使うのはそうした距離感のある視覚を見つける見立てることに興味があると言うことなのである。小さな家の中に自然の大きさを見立てる、見つけるのが、運動と風景でやっていたことなのだろうと思う。
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