僕なりの組織論
僕が組織への帰属意識が低いのは組織への忠誠心が低いとか不真面目だからということでは全くない。むしろ放っておけば一番忠誠心は高くなる方かもしれない。しかしだからこそなるべくそうならないように努めている。それは個と全体のバランスを取るためである。
その昔中学高校と運動部の主将をして根性論で部員を失ったのがトラウマかもしれない。その後大学では体育会の運動部の主将をやらされてここでは何としても個人の尊厳を守るように気をつけた。そこそこいい成績が残せたのもそれが理由だったからかもしれない。現在の考え方はその延長にある。組織を活性化するためにはある程度の忠誠心や犠牲心が必要であろう。しかしそれは自らの内面から湧き出るものでなければ力にはならないと思っている。制度を作ってタガをはめるのでは組織は形式の形骸化に終わる。だから僕は組織への帰属意識を強く持つことを自らに課すようなことはしないし人にもそうなって欲しいと思ってはいない。
You must be logged in to post a comment.