バランス
売れっ子ライターSの新書を読んで買った自分が馬鹿だったと思った。月に数冊新刊を出すことを自慢げに帯に書いてあるがこれはそれだけ内容が薄いということに他ならないことを読む前に悟るべきだった。やはり最近売れっ子のFの新書はタイトルに騙された。内容は週刊誌連載をまとめたもの。それにキャッチーなタイトルをつけただけだった。やはり毎月のように新刊を見るM大学のS教授の本もあたりはずれの差が大きい。はずれの場合新しいアイデアは皆無である。おそらく売れっ子でコンスタントに面白いこと書いているのは内田樹くらいではないか?しかし彼のアウトプット量はSやFやS教授に比べてはるかに少ない。当たり前だけどアウトプットとインプットのバランスが崩れるとクォリティの低下を招く。山本耀司がいいデザインするにはいい人生を歩んでくることだデザインには人が出ると書いていた。いいインプット無くしては産み出せない。建築も同じである。
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