外と内のグラデーション
ベレンは飯田鯖のスタバに行くと必ず2階のテラスに行く。ヨーロッパ人は外が好きだ。しかし集住のテラスはマドリードでも(日本でも)まったく使われないと嘆く。理由は煩い、暑い、狭い、動線が上手くとれていない。つまり使う前提で設計されていない。集住以外にも建築が外と繋がる可能性は多い。山梨はオフィスにバルコニーをつけることを自らに課していると言っていた。避難のためだろうが外で働く可能性は大きい。日本女子大の図書館には沢山のテラスがあり外部読書の可能性を見せる。
建築の温湿度環境は多様化しているが音環境も加えて考えていくと外と内の間にはいくつかの環境設定が可能でそれらは使う人の選択肢にあっていいと思う。そうすると建築はもっと豊かになるはずである。
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