バスキアと日比野 日比野克彦はバスキアが生きている頃は大したことないと思いつつニューヨークでバスキアに会っている。二つ若いバスキアの似た作風がうっとうしかったがつい会ってしまったのだろう。心情が流れ出るような彼らの80年代のサブカル的アートは日比野とバスキアの間に生まれた僕には日常的な空気だった。今時代は急激に変わりバスキアの本物を美術館で見ても80年代のオーラは感じられない。時代の空気が作品を輝かせていた。