建築の設計力
芸大でやる講義録は来春書籍化される。出版社も決まり現在編集者のコメント、アドバイスに従ってかなりリライトしている。最初のアドバイスはタイトル変更。昨年の講義タイトルは「建築の制作力」だった。編集者曰く制作はプロデューサー的な響きがあり誤解されるからストレートに設計と言った方がいいという。創ることの原始的姿としてポイエーシスのニュアンスを制作という言葉に託したかったが、、、そこで今のところタイトルは「建築の設計力」である。講義タイトルもそうして昨年より、客観的メカニズムの部分と私的な思いを分けて話したい。