白再考
明日の夕方建築会館で「ねつ造された白」と題したレクチャー、シンポジウムを行う。帰りながらモダニズムの白はねつ造されたとは言えども篠原スクールもしっかり白だったよと思い返した。篠原一男「白の家」では日本の伝統にモダニズムをはめ込むメタファーとして白が使われた。坂本一成「代田の町家」では檜の縁甲板の意味を消すために、伊東豊雄「中野本町の家」ではコンクリートの表面にエフェメラルな表皮を作るために白が使われた。白は日本ではやはり素につながりもとの属性を消し去る意図を感じる。だから消し去りたくない我が家ではグレーなのかな、、、
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