視線距離
雑誌『サライ』に野沢正光さんが篠原一男の「から傘の家」を紹介している。その中で「1辺7.5メートルの狭小住宅だが10メートルの対角線の視野が確保でき•••ストレスのない空間を創出できる」と書いてある。これは僕が自分の設計でとても重要にしている篠原から学んだこと(教えてくれたわけではないが)である。僕は建築内部に長い視線を作ることを「風景」を作ると呼んでいる。そして大村の篠原研究でもこの視線の最大距離を分析の一項目としている。今日のゼミでは平田のロース分析にも最大視線距離が設定されていたが有効だと思う。
You must be logged in to post a comment.