It
坂牛モノグラフへの4つの寄稿の一つDiego Grassの文章が届いた。あまりに的確な分析なので深く頷いてしまった。曰く、坂牛は物凄いスピードで最新の情報を世界中から吸収しデザインに注ぎ込むのでその雑多性を抱擁するコンセプトが必要で、それがフレーム、リフレームなのだと。言い換えると坂牛建築はPLACEHOLDER であると。これは英語で言えばITみたいなもので様々なモノ、コトの代用品となり得るものであり雑多性の象徴でもある。
確かにフレームは建築以外の雑多な感情を受け止める装置である。故にそれを IT と形容するのは素晴らしく的を射たものに見える。クール。ディエゴ。