雑多な感情を引き受ける
津田大介が愛知トリエンナーレて掲げたコンセプトは雑多な感情を引き受けるだった。とても共感する。自分の建築がそうであって欲しい。ディエゴはぼくをomnivorousと形容した。なんでも食べる雑食という意味である。千葉さんは自邸は身体性と他者性の強度があると述べていた。どちらも雑多な感情を受け入れることに関係する。嬉しい言葉である。
しかし雑多な感情を引き受ける建築をなるべく簡単につくりたい。雑食だけど単食に見えるのが理想である。やり方のイメージはあるのだが建築のプログラムとのせめぎ合いである。