電車という書斎 信州大で働いていた頃、週一の東京往復て博士論文を書いた。ほぼ一年かかった。150時間である。それ以来電車は一番仕事がはかどる書斎となった。だから出張は可能な限り飛行機を使わず、時間がかかっても電車を使い、一人で行く。昨日も往復で原稿がだいぶ進んだ。片道高々1.5時間だが往復だと3時間。このくらいだと呑んで楽しむにはちょい短く、ちょうど授業一コマで集中が切れないいい時間である。