バイリンガルの辛さ
来春出す本は無理を言ってバイリンガルにしていただいた。日本語だけで書かれた本は日本以外には存在しないと同じと外国の友に言われているから。さてカッコいいことを言ったものの日本語も英語も締め切りは同じである。そして日本語の推敲は締め切りまでギリギリまで行うのが世の常人の常。ということは英語は締めきりに間に合わないのである。そこで英語の逐語訳はやめた。あるところで見切り発車しないと間に合わない。えいやっていう感じである。
スペインから出すTCのモノグラフは英語、スペイン語のバイリンガルだがこちらは出版社で全部やってくれる。というのもこちらは出版日時が決まっていないからできたら印刷するなんて呑気なものである。しかるに日本の本は新学期に間に合わすためにお尻から逆算で全ては決まってくる。