ノースライト
友人の新聞記者はたまに推薦図書をメールしてくる。それは学生の頃からで、当時未だ世に出ていなかった村上春樹を勧められた。その後爆発的に売れて驚いた。最近は推理作家横山秀夫の『ノースライト』なる書を読んで感想を聞かせろとメールが来た。というのもこの小説の主人公が建築家だからである。昨晩床に入ってから読み始めるとかなり取材しているのだろう、リアルである。面白いのはタイトル、ノースライトの意味。これは主人公の代表作品で北側にしか開口部のない家のことである。周辺環境によってはあり得そうな発想である。そのクライアントが失踪するところで眠りに落ちた。
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