箱から場へ
コピー紙に印刷された英語のテキストが学内にあり読んだらえらく面白かった。出典を見たら松村先生の『ひらかれる建築』の英訳だった。さっそく日本語を読んでみた。建築が市民の手に獲得される過程を箱から場へという変化に即して書かれていた。面白い。そしてこの変化は建築美学的には空間から場へであり、隈さん的にはブォリュームから被覆へとなる。どうも間(箱、空間、ブォリューム)は旗色悪い。しかしこの◯◯から◯◯へという言い方はセンセーショナルな味付けがされていて◯◯と◯◯へが正しいと思う。それは事実がそうだということだけではなく、両方あるから(多様だから)楽しいという意味もある。
You must be logged in to post a comment.