来年度前期輪読本
坂牛研究室の輪読は毎週金曜日二つのグループで行う、一つは建築専門書を読む、もう一つは建築以外の本を読む。あらかじめ提示した本の中から学生は8冊選んで読むようにしている。13回あるのに8冊にしているのは学生の負荷を減らすのと、1グループ人数を減らすため。輪読は30分レジメを作った学生が内容を発表して1時間は議論することにしている。人数が少ないほど議論が活発となるのである。
来年度前期の本は今日決めた。
第一回 坂牛卓『建築の設計力』
第二回 槇文彦、真壁智治『アナザユートピア』 渡辺靖 『リバタリアニズムーアメリカを揺るがす自由至上主義』
第三回 松隈洋『建築の前夜前川國男論』 堀畑裕之『言葉の服』
第四回 川向正人『近現代建築史』 橋本健二『新・日本の階級社会』
第五回 島原万丈+HOME`S総研 『本当に住んで幸せな街ー全国「官能都市」ランキング』
アシュリー•マーデル『13歳から知っておきたいLGBT』
第六回 河上眞理、清水重敦『辰野金吾』 樋口桂子『日本人とリズム感』
第七回 馬場正尊『公共空間のリノベーション』 nhkスペシャル取材班『縮小ニッポンの衝撃』
第八回 アンソニー・ヴィドラ― 『 20世紀建築の発明』 国分功一郎『中動態の世界—意思と責任の考古学』
第九回 水内俊雄・加藤政洋・大城直樹『モダン都市の系譜―地図からよみ解く社会と空間』 オリバー・ストーン&ピーター・カズニック『オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義』
第十回 豊川斎嚇『丹下健三』 平野啓一郎『私とは何か「個人」から「分人」へ』
第十一回 香山 壽夫『建築意匠講義』 大坪健二 『アルフレッド・バーとニューヨーク近代美術館の誕生-アメリカ二十世紀美術の一研究』
第十二回 長谷川逸子『生活の装置』 田口淑子編『All About Yohji Yamamoto from 1968山本耀司モードの記録』
第十三回 後藤久『西洋住居史』深澤徳『思想としての「無印良品」』