本の作り方
『建築の規則』を書いた時、ゲラは全部紙でイタリア旅行中にナカニシヤ出版津久井さんの赤に答えを書いていた。A3100枚以上ありかさばった。ナカニシヤは京都の出版社で津久井さんには会ったことはなく全てお手紙のやり取りだった。『建築の条件』の時はドロップボックス上のゲラに飯尾さんの赤ぎ入りそれに応えていた。飯尾さんは頻繁に事務所に来られ、ここがわからないなどアドバイスをくれたり、議論もした。『建築プレゼンのグラフィック』の時はやはりドロップボックスにゲラはあげたが毎月当時鹿島出版会の川尻さんと著者3人は会って議論した。今回の『建築の設計力』はゲラはドロップボックスでやり取り、細かい調整、指示はslackを使いフリックスタジオの高木さんには最初に会った以外おそらく4月2日配本されるまで会わないだろう。本の作り方もどんどん変わる。