本郷通り沿い建築群#2
さて今週は本郷通り沿いの東大の建物を北から見ていくことにする。昨日の弥生講堂アネックスの隣には東京大学弥生講堂一条ホール(香山壽夫 2000)がある。このボックスインボックスのホールは作品選奨の審査で見せていただいた熊野本宮館を思い出させる。木造なのは農学部だから?
さて今週は本郷通り沿いの東大の建物を北から見ていくことにする。昨日の弥生講堂アネックスの隣には東京大学弥生講堂一条ホール(香山壽夫 2000)がある。このボックスインボックスのホールは作品選奨の審査で見せていただいた熊野本宮館を思い出させる。木造なのは農学部だから?
宮台真司『社会という荒野を生きる』ベスト新書2018の冒頭宮台は「あらゆる分野で『感情』が浮上すると題してインターネットによる〈感情の劣化〉を指摘する。そして感情が注目されるようになったのはコンピューターが感情を処理する寸前まできていることに由来するという。僕の「建築の制作」論では建築のコンセプトを拡張するうえでのトピックとして「感情」「物」「AI」「共同性」を指摘しているのだが期せずしてこのうちの二つが共通している。建築と社会学のテーマの共通性を感じる。
日建設計の前身は住友財閥の営繕部を独立させた長谷部竹腰事務所。その長谷部鋭吉の設計で1937年に完成した日本ルーテルセンタービルは千代田区富士見に今も建っている。竣工したころはここから富士山が見えたらしい。
JIAマガジンの編集を始めて半年くらいたち少し流れもでてきた。そこでビニールに入って届けられるマガジンを封も切らず積んどくされないためにFBを使って事前予告をすることにした。次号は1月号(12月15日発刊)である。私が編集長になってから「建築が生まれる時」という表紙の企画を始めた。それは建築家にデザインが「いける」と思った瞬間のドローイング、スケッチ、模型を見せてもらうというもの。今月は千葉学さんで工学院大学教育棟のコンペのプランを決定した瞬間のスケッチである。巻頭インタビューは防災特集ということで都庁の災害ブレーンである首都大学の市古教授にお話しを聞いた。こうご期待。
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