YTAA賞
YTAA(Young Talent Architecture Award)とうい若手建築家のための建築賞がある。2016年からヨーロッパで授賞している。ミースファンデルローエ賞を授賞しているミース財団などが設立した。そのYTAA賞のアジア版として本年は日本、韓国、中国、インドでの授賞をすることになり、ゲスト国としてブラジル、チリ、メキシコをも招待する予定である。僕はこの賞の日本の担当エキスパートになり、賞の立ち上げを手伝うことになった。
この賞は過去2年の優秀修士設計を対象として審査を行う。優秀作は今年のヴェネチア・ビエンナーレに展示されそこで最終審査を行い3つの最優秀賞を選び5000ユーロの賞金と単独プレゼンが行えるので世界的な注目を浴びることになる。出品は基本的に選出された大学での審査による。本日やっとそれらの大学への参加のお願いのメールを出すことができた。審査は2月中に行うという超特急スケジュールであるがぜひ選出された大学の皆様は積極的に参加していただけるとありがたい
https://www.ytaaward.com/current-edition/




やっとJIAマガジン1月15日号印刷に回りもうすぐ皆様のお手元に届きます。表紙は関西建築家大賞を受賞した大江一夫さんの自邸のスケッチである。大江さんは数百と言う住宅を設計しているその量と質に驚く。
私立大室美術館を三重で運営している建築家の大室佑介君がある日僕に渡したいものがあると言う。何事かと思ってお会いしたら、「坂牛さんの設計した建物が映えある第五回「室賞」を受賞したのでその副賞をお持ちしました」と言う。「えっ?何それ?」よくわからぬうちに三重の酒と彼の設計したコーヒー屋で焙煎したコーヒー豆をいただいた。ちなみにこの賞は彼の独断と偏見で勝手に年一つずつ選ぶそうで、第一回は室生寺、第二回蔵前の家(吉田夏雄)、第三回伊達の家(青木弘司)、第四回HOUSE M(木村、松本)、そして第五回はFujiHimro だそうだ。ありがとうございます。


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